和せいろのある台所へようこそ
和せいろは、古くから台所で使い続けられている道具です。
丸みのある見た目はかわいらしく、ほっとしませんか。
ふわりとひのきの香りが漂い、
手に取ると温かみを感じるところにも癒されます。
「最近よく見かけるせいろを、一度使ってみたい。」
ヘルシーでおいしい料理が作れると聞いたら、
試してみたくなりますよね。
「でも、何を選べばいいのかわからない。
蒸し料理のレパートリーもないし、
購入しても食卓で出番があるのか不安。」
このページでは、こんな迷いがある方にもご安心いただけるように、
和せいろの魅力をわかりやすくご紹介します。
まず、和せいろを使ってどんなお料理を作ることができるのでしょうか。
何より最初にお試しいただきたいのが蒸し野菜。
冷蔵庫にあるいつもの野菜で大丈夫です。
食べやすい大きさに切って、蒸し時間は、野菜を茹でる時とほとんど同じイメージです。
ブロッコリーなどは3~4分、
火の通りにくいじゃがいもやかぼちゃは、上の写真のように食べやすい大きさに切れば10分くらいでやわらかくなります。

そして、密かな定番として人気があるのが蒸し卵。
生卵をせいろにポンと置いて蒸すだけです。
茹でるよりも、しっとりプルっと蒸しあがるので、
「家族に頼まれて毎朝作ります」という方も。
せいろに入れたらほったらかしで作れるため、
忙しい朝でも負担になりません。

ご飯の温めと、おかずを同時につくることができるのも魅力の一つです。
お魚もお肉も、和せいろで蒸せばふわっとやわらかく、
野菜は驚くほど甘みを感じられます。
余ったおかずやごはんを温め直すだけの簡単ランチでも寂しくはならず、蓋を開けた瞬間の湯気と香りに、心身ともに満たされます。

食事作りだけでなく、
もちもちのおこわや蒸しパン、蒸しプリン、蒸し饅頭のような和菓子などのおやつ作りにも大活躍します。
「難しそう」と思われがちなおこわや和菓子も、蒸し布を敷いて、湯気とともにふんわりと。
作る時間そのものが、楽しみになります。

使い方もとっても簡単。
毎日の暮らしに無理なく取り入れていただけるよう、実際のステップをご紹介します。

せいろ内に蒸気が充満するように、
余裕をもって食材を入れることがポイントです。
肉や魚を蒸す時は汚れ防止のためにクッキングシートを使用し、
おこわやごはんの温め、ほろほろと崩れやすい芋類を蒸す時には蒸し布を使います。
使い終わってからのお手入れも知っておきたいですよね。
和せいろは、底の竹すだれが外せるので、洗いやすくお手入れも簡単です。

ぬるま湯で流しながら、やわらかいたわしなどでやさしくこすり洗いします。
蓋は汚れがなければ洗わなくて良いです。
洗剤は基本的には使用しませんが、
毎回蒸気にさらされることや、
ひのきに抗菌効果があるため、
汚れやにおいはほとんど気になりません。
洗い終わったら、やわらかい布巾で水気をやさしくふき取り、
直射日光に当てないように乾かします。
木の板が薄く、想像以上に早く乾きます。

お手入れや使い方のイメージが湧いてくると、
「これなら暮らしに取り入れられそう」と、
ぐっと身近に感じられますよね。
せいろが、日々のご飯づくりを支えてくれる存在になりそうだと分かったところで、もう一つ大切なポイントをご紹介します。
それは、「せいろの素材」について。
食材を直接乗せて使うものだからこそ、
どんな素材が使われていて、どうやって作られているのか。
ぜひ知っていただけると嬉しいです。

kitoteの和せいろは、奈良県産の木を使い、岐阜の職人さんがひとつひとつ手仕事で作り上げています。
金属の金具は使わず、木釘や山桜の樹皮を使い、安心して長くお使いいただけるように仕立てています。
木目や、留め具の色合いなど一つ一つ表情が違うのも、天然素材の良さ。
お手入れをしながら使い込むほどに、自分だけの道具に育っていく過程も楽しみになります。
暮らしに馴染み、 見ると心がほっとする。
その佇まいにふと背筋が伸びるけれど、 暮らしをせかさないおおらかさがある。
そんな心地良さが、和せいろの魅力だと私は思っています。

せいろがはじめての方も、どうぞご安心ください。
使い方や、お手入れ、野菜の蒸し方などの蒸しレシピをまとめたガイドブックを一緒にお届けします。
ページをめくりながら、まずはひとつ、お気に入りの食材を蒸すところから始めてみてくださいね。
ご家族の人数や、作りたいお料理に合わせて3サイズからをお選びください。
また、同一サイズに限り、二段まで重ねて使用することができます。
二段目を後から追加購入することも可能です。
必要なものがそろう和せいろスターターセットもおすすめです。

