誠実でいたい!一個人事業主のわたしが行きついた「信頼」とは?
今日は、最近ちょっと考えた、答えの出ていないお話。
好きという感情について、立ち止まって考えてみました。
個人で仕事をするようになってから、
「人との距離」について考えることが増えました。
私は、人を好きになる力が強い方だと思います。
一緒にいて心地いい、考え方に共感できる、
その人の姿勢や仕事ぶりに惹かれる。
そういう感覚を、割と早い段階で持ちます。
これは、個人事業主としては、大きなメリットにもなります。
人の良さに気づけることや、
その人の仕事や想いを、素直に信じられることは、
「この人のものを届けたい」
「この人の力になりたい」
という力になります。
私は、そうやって仕事を続けてきました。
でも、ある時から
少しずつ違和感を覚えるようにもなりました。
「好き」や「尊敬」を感じて関わってきた相手との間で、
なぜか心が疲れてしまうことがあったのです。
そこで立ち止まって考えました。
好きって、なんだろう?
私なりに整理してみると、
好きという感情の中には、
好き、尊敬、信頼という3つの気持ちが存在しました。
<好き>
一緒にいて心が動くこと。
感覚的で、直感的で、
とても人間らしい感情。
これは、かなり早い段階で生まれる。
<尊敬>
その人の考え方や姿勢への憧れ。
見習いたいと思えること。
こちらも、比較的早く生まれる。
<信頼>
こちらは上の2つとはちょっと違います。
信頼は、感情ではなく重ねていくもの。
・言っていることと、やっていることが一致しているか。
・境界や立場を、ちゃんと尊重してくれるか。
・勝手に進めずに、確認があるか。
小さな出来事の積み重ねで、
少しずつ形になるものです。
私はこれまで、
「好き」「尊敬」を感じた相手に、
信頼まで一気に渡してしまうことがありました。
きっとそれは、
人を信じたい気持ちと、
誠実でありたい気持ちが強かったから。
でも今は、こう考えています。
好きでもいい
尊敬してもいい
でも、信頼は時間をかけて育てていい。
信頼は、関わりの中で、常に更新される。
途中で揺らぐこともある。
必要なら、範囲を調整することができる。
個人事業主は、
人と人の間に立つことが多い仕事です。
だからこそ、
優しさだけで続けると、
自分がすり減ってしまうこともある。
誠実でいることと、
全部を差し出すことは、
同じではありません。
私は今も、試行錯誤の途中。
人の心が変わるように、信頼はグラデーション。
そう思えるようになったら、
人との関係も、仕事も楽になるような気がしました。
大切にしたい人と、長く続けていくために。
そんなことを考えながら、今日も仕事をしています。
___________________
写真は郡上南天の南天玉です。
難を転じる。
赤字から黒字へ。
という縁起物です。
古民家の雰囲気に似合いそうだと思い、飾ってみました。

