NIPPONIA美濃商家町UMEYAMA棟で味わう蒸しランチ

NIPPONIA美濃商家町UMEYAMA棟で味わう蒸しランチ

前回の好きという気持ちのコラムには、数名の方から反響のお声をいただきました。

普段考えていることを言語化してみると、気持ちが整理できたり、自分の中の意外な一面を知ることができたりします。
誰かに話しているうちに、答えが見つかることもありますよね。
みなさんにとって、少しでも何かのきっかけになるようでしたら嬉しいです。


さて今回は、初の試みであるランチ営業について。

料理教室の会場をお借りしているNIPPONIA美濃商家町様の企画の
「おいしい時間」記念すべき第一回として、
蒸しランチを提供させていただくことになりました。
思い入れのある大好きな場所で、新たな一歩を踏み出せることがとても嬉しいです。

はじめに、舞台となるUMEYAMA棟をご紹介させてください。


うだつの上がる町並みから少し離れた山の中にある、
築100年越えの、紙商の邸宅を改修した宿泊棟です。
「地域の食と文化の発信拠点に」という想いを込められて昨年オープンしました。
長い年月を重ねてきた建物には、凛とした静けさと、どこか包み込まれるようなあたたかさが混在します。

お部屋には、かまどがあり、
和せいろとのつながりも感じられます。

 

移住当初、NIPPONIA美濃商家町のスタッフさんから、
「私たちは、美濃の魅力を伝える手段として宿泊を提供している」
というお話を伺いました。
ただ泊まる場所をつくるのではなく、この町で流れる時間や、自然のやさしさを風景ごと伝えていく。
想いをもって働く姿がとても印象的で、忘れられない出来事の一つです。


自分の住む町が好きだと思えることは、とても幸せなことです。
暮らしの中にある幸せは、心をじんわりと温めてくれます。
私は、美濃のゆったりとした町の雰囲気や、地元の方のやさしさに触れ、美しい自然に囲まれて暮らすことで、今までの人生ごと癒されたという感覚があります。


和せいろ料理教室でも、料理そのものだけでなく、美濃の魅力や、この土地で感じていることをお伝えしたいという気持ちを大切にしながらささやかながらレッスンを開催してきました。


今回の蒸しランチでは、美濃の自然をお料理で表現できるようにメニューを仕立てました。

使用する食材は、地域の野菜や厳選した調味料です。
蒸すことで引き出される、素材本来の味をお届けできるように。
そしてその味やひとときが、心を温めますように。

この場所、この時間だからこそ生まれる蒸しランチを、ゆっくりと味わっていただけたら嬉しいです。