栗原はるみさんに学ぶ、料理とレシピについて
こんにちは。自然素材の台所道具を扱うネットショップkitoteの店主ちえです。
本日のコラムは、栗原はるみさんに学ぶ、料理とレシピについて。
栗原はるみさん、好きですか?
何となく、和せいろが好きな方は、栗原はるみさんファンな方も多いのではないかと想像しています。
私は、一時期テレビは欠かさずチェックしていましたし、『ごちそうさまが、聞きたくて。』は時々読みたくなる時があるので、台所のすぐに手に取れる場所に置いてあります。
レシピにもストーリーがある
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数日前に、Instagramのフォロワーさんが、NHKで栗原はるみさんの番組を見た感想を発信されていたのを見ました。
気になったので番組を見てみると、なんだか考えさせられる内容で、最近考えていたことに通じるものがあったので、私なりに感じたことをコラムにまとめたいなと思い、文章を綴っています。
ちなみに今回のきっかけとなったテレビ番組は、『NHKスペシャル悲しみを癒す人生レシピ 栗原はるみのひとりごはん』です。
深いタイトルですね。
ひとりのご飯こそ丁寧に向き合う。そんな言葉が印象的でした。
料理って手を抜こうと思えばいくらでも楽できますよね。
でも反対に、コツコツ頑張れば健康に繋がるかもしれないし、自分を励ます手段にもなる。
はるみさんのひとりごはんレシピに勇気をもらう人は多いんだろうなあと番組を観ていて感じました。
改めて『ごちそうさまが、聞きたくて。』を開くと、どのレシピにもコメントがあることに気づきます。
おいしいからという理由だけでなく、レシピのストーリーを覚えていて、こんな時にぴったりな料理があったはず!と思い出すのが、何回も作りたくなる理由。
栗原はるみさんが好きな方は、はるみさんのレシピの好きなところはありますか?
私のレシピのストーリー
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さてさて、ここからは私のレシピのストーリー、料理講座に込める想いについてお話しても良いでしょうか?
情報があふれる時代に、料理講座にご参加いただける方の存在は本当にありがたいです。
そんな方々に、私は何をお伝えできるのか。
講座開始当初からずっと考え続けています。
押し付けにはしたくないのですが、ただレシピや、和せいろの使い方をお伝えするだけではなく、何か付加価値を感じていただきたい。
対面講座でしかお話していない想いを、さらに深めて言葉にしてみたいと思います。
まず、私は前職の医療従事者としての経験から食の仕事をしたいと思うようになりました。
少なくとも年間2万人以上の方が健康診断に訪れるような職場だったと記憶しているのですが、何らかの既往歴がある人の多さに本当に驚きました。
心身ともにずっと健康でいるのは当たり前のことではないのですよね。
病院は通過点に過ぎないということをひしひしと感じる出来事もあり、患者さんのその後も続く人生がとても気になりました。
病気に注目すると悲しくなってしまうので、健康を守るためにどうしたらよいかと考えるようになりました。
健康を考えた時、行き着くのは食事を整えること。
料理をするのも、食べるのも好きだったこともあり、
病気にならないためにも、なってしまったとしても結局は食事が大切だと感じました。
健康的な食事の基本は、季節の食材をよく噛みたのしくいただくこと。
大人も子供も赤ちゃんも一緒です。
和せいろは、当たり前だけれど忙しいとついつい忘れてしまう食の本質を
思い出させてくれるきっかけになります。
日常使いにも、節目のお祝いにも活躍するので、たくさん使うことで、心の豊かさも育ててくれます。
人生に寄り添えるレシピを作りたい
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人生はいろいろあるけれども、生きている限りは何があっても止まることなく続いていきますよね。
私は、長く使うことのできる和せいろのように、人生にそっと寄り添える、心と体を豊かにするレシピを生み出していきたいです。
和せいろを手に取ってくださる方々の、心と体の健康が守られるように願っています。